【写真解説付】失敗しない猫のお薬のあげ方!
猫の飼い主さんたち、こんにちは。
ご自宅での投薬がうまくいかないとお悩みの方はいらっしゃいませんか?
錠剤を口の中に放り込んで口を開かないように押さえつけて・・・
わたしも経験ありますが、意外と難しいですよね。
ただチュールがあれば速攻解決します。
(チュールが好き猫に限る)
チュールが嫌い猫はいるのかな・・・?
超簡単な投薬方法を写真付きで解説します!
甲状腺機能亢進症の19歳
私が猫♀を飼い始めたのは、19年前。そしてうちの猫は現在19歳。
だいぶ、おばあちゃんになりました。
そんなおばあちゃんは約6ヶ月で3.5kg→2.0kgに体重が減り、持ち上げた時に何も感じないくらい軽かったのでこれは流石に老化ではなく何かの病気だと思い動物病院へ。
血液検査の結果↓
T4:甲状腺に関わる数値
GPT(ALT):肝臓に関わる数値
T4は4.8までが正常ラインですが、うちのおばあちゃんの場合「8.0以上」で上限を振り切っており、それ以上の測定ができませんでした。
(GPT)ALTも、100までが正常ラインですが、その3倍の316でした。
結果、『甲状腺機能亢進症』という病気でした。
高齢猫にありがちな病気で、脱水症状も兼ねていました・・・
甲状腺機能亢進症は簡単にいえば、「ずっとマラソンを走っている状態」。
だから常にエネルギーが必要で食欲旺盛になり、元気すぎることが特徴です。
獣医師さん曰く、高齢なのに食欲旺盛や元気すぎる場合はほとんどの場合甲状腺機能亢進症らしいです。
臓器に負担をかけているから寿命も縮めてしまい、薬を飲むしかなく完治はしないとのことでした。
病院で処方された薬は「チロブロック錠 2.5 mg」。
こんなに小さい錠剤でさえも、飲ませることに苦闘することもしばしば・・・
いまは朝に半分、夜に1錠を飲ませております。
これまでの投薬の失敗例
薬も飲ませることになれておらず、いろいろな方法を試しておばあちゃんの拒む力と戦っていました。
失敗例1:顔を掴んで口に放り込む
動物病院でよく先生がやっている方法ですね。しかも、いとも簡単に。
興奮させて噛まれたらどうしようとか、押さえつけている感じがなんだか可哀想に思えて、なかなか難しい。
おばあちゃんだから、あまりストレスを与えずに投薬する方法を模索しました。
失敗例2:いつものカリカリ(ドライフード)の中に紛れさせる
ご飯の中に紛れさせればいいんじゃん!
当時わたしは、閃きました。こんな簡単な方法になぜいままで気づかなかったのか。
結果は、惨敗。
おばあちゃんは薬だけうまく避けてカリカリだけ見事に完食。神技でした。
というより一度口の中には入ってはいるようですが、不味くて吐き出していたようです。
次はどうするか・・・
失敗例3:ウェットフードの中に紛れさせる
今度こそ閃きました。これです。
ウェットならカリカリよりもうまく隠れてくれそうですし、周りとくっついて口の中に運ばれてくれそうです!今度こそ大丈夫です。
・・・え?あ、うん。アイツすごいわ。
ウェットでもうまく避けてウェット完食。
薬を飲まないだけならまだしも、ウェットが好きなおばあちゃんに久しくあげていなかったウェットをあげてしまったがために食欲がまたも倍増。
というより、薬が入っていることを警戒してご飯食べなくなっても嫌だし、ご飯作戦はこれにて終了。
超簡単な錠剤の投薬方法!チュール編
薬をあげても食欲はあまり治まらないので、おやつにチュールをあげることにしました。
どうやらチュールは味がとても濃いらしい。病院の先生も前に言ってた。
チュールは袋の先を破って開けて、容器などには出さずそのまま食べてもらうスタイルが主流だと思います。
動物園でポニーにニンジンをあげるみたいに。
そこで今度こそ閃いた私。
袋であげずに、手に乗せて食べさせれば薬の行方を追えるし、薬をコントロールできそう!
見事成功。
それから失敗したことは現在まで一度もありません!
STEP1:手の平の中心に薬を乗せる
自分の手をお皿にしてなるべく、中心に。
あとで薬の行方をコントロールすることになるので、自分の操作しやすいように置いてください。
STEP2:チュールを薬の上に出して覆うようにして隠す
ちょっと見た目良くないですが、これでもう失敗の恐れはないです。
確実に投薬できます。
あとはチュールを食べてもらうだけ!
STEP3:いざ、実食。
猫からしたら袋のままあげようと、お皿に出そうと、手に出そうと、変わらずチュールにがっつきます。
相当美味しいんでしょうね。
猫は舐めるようにして、物をすくって食べるので薬の上に載せたチュールから食べることになります。
なので、大体の場合薬の行方をコントロールすることになります。
STEP4:薬の行方を観察してコントロールする
上の画像のように、薬が剥き出しになると、それを避けて食べようとしてきます。
なのでチュールを薬の上に追加したり、舐めているベロの動きを観察して薬の位置をズラしたりする必要が50%くらいの確率で発生します。
ご覧の通り、猫の目の位置からして、物を見ながら食べることはしないので口の下に薬を持って来ることなんて簡単にできます。
STEP5:薬を飲んだ瞬間たくさんチュールを出してあげる
これはわたしの想像の話ですが、たぶん薬は相当苦い!
だからすぐにでも味の濃いチュールで流し込みたいはず。
ほら食べろ食べろと言いながら残りのチュールをたくさん出してあげましょう。
いくら味の濃いチュールと一緒に薬を飲んだからといって、全く味を感じないことはないと思うので。
チュール投薬方法のデメリット
唯一あるとすると、薬をあげるごとにチュールをあげるわけなので、チュール中毒になることです。
最初の方はご飯を食べないくせに、「チュールをよこせ」とうるさくなります。(最初の2週間くらい)
気づいたらチュールの袋を捨てたゴミ箱を漁っていました。
これは相当な中毒状態ですが、だんだん慣れてきますし、薬の効果で次第に落ち着いてきます。
そしてチュール以外、なにも食べなくなってしまうのは良くないので、総合栄養食バージョンのチュールをあげることをおすすめします!
調べたら投薬用のチュールもあるみたいです。
ぜひお試しください
これより確実で簡単な投薬方法はないと自負しております。
また高齢猫の場合は、同じ味にすぐ飽きるのでチュールもいろいろな味を用意して連続で同じ味をあげないようにしてみてください。
奴らがチュールに飽きることはないと思いますが念の為・・・