【禁煙2ヶ月してみた】実感した16個の変化を解説!心と体はどう変わったか?
この記事は実体験に基づいて書いています。
2ヶ月間禁煙してみて、どのような変化があったのかを詳しくお教えいたします。
まだ禁煙歴2ヶ月という若造だからこそ、これから禁煙しようとしている人の気持ちもより理解できると思っています。
正直逆の立場だったら「禁煙歴3年です」という人の意見はあまり聞きたくありません。
そういう意味でも、今の時期にこの記事を皆様に向けて書く意味があると思っています。
※巷で効果があると言われている禁煙方法や正式なステップが踏まずに、我流で禁煙しています。
その点、ご理解の上お読みください。
あなたもこれでこっち側の人間です。ようこそ”損をしない世界へ”
何回失敗しても良いので何回も挑戦し続けてみてください。
禁煙初めてどのくらい経ちましたか?調子はどうでしょうか?
2ヶ月経つのはあっという間です。油断だけはせずにこれからも一緒に禁煙を楽しみましょう。
若造が偉そうな記事書いてすみません。
どうかあたたかい目で見守っていただけますと幸いです。
まず大前提として、タバコを美味しいと思って吸っていたわけではありません。
嗜好品としてではなく、なくては生きていけない『必需品』となっていました。
いわゆる、ニコチン中毒です。今考えるとすごくダサいことを言っているなと感じます。
30分おきくらいに、白い棒を吸っていないと生きていけない大人・・・響きはめちゃくちゃダサいですよね。
私の喫煙歴は13年ほどで、そのうちタバコを吸っていない期間は2ヶ月ほどでしょうか?
というのも、禁煙にチャレンジしたことは幾度となくあります。
1番最長は20日ほど、その次に10日、その次に3日、その次に1日、、のような感じで、合計したら2ヶ月ほどかなと思います。
連続で吸わなかったのは20日が限界でした。
そんな私がいまでは、2ヶ月連続で辞めることができ、もうじき3ヶ月を迎えようとしています。(まだまだ始まったばかりですが)
この2ヶ月間「吸いたくて仕方がない」というような気持ちはなく禁煙ができました。
そのコツなども後にご説明いたします。
2ヶ月後の”からだ”の良い変化
さて、わたしの体は2ヶ月前と2ヶ月後でどのような変化があったのか解説します。
※あくまで個人的に実感できた結果ですので、万人共通ではないかもしれないことをご了承ください。
良い変化1. 集中力が大幅に上昇した!
2ヶ月間禁煙して一番良かったことが「集中力の向上」です。
集中力が比べ物にならないほど上がりました。
いままでは、仕事をしていても何をしていても30分に1回くらいの頻度でニコチンを摂取しないといけない体だったので、たとえ作業の途中だとしても”一旦休止”が入る人生でした。
喫煙者の皆様は、30分に1回タバコに呼ばれている感覚はないでしょうか?それがなくなります。
カフェで作業をしている時に、喫煙所に行くために作業を一旦休止して喫煙所でスマホを見ながら5分ほどニコチンを摂取する。
そうすると、スマホで面白い記事を発見したり動画を見始めたりしてしまい、さっき行っていた作業に戻るのに余計な時間がかかってしまいます。
そんなことがなくなるので、いつまで経っても集中力が続きます。
30分に1回訪れるタバコの声が聞こえなくなるだけで、人生が素晴らしいものになったといっても過言ではないです。
一度しかない人生に膨大な”無駄な時間”を作っていたことに気付かされました・・・。
この効果を実感できただけでも、「喫煙者には絶対に戻りたくない」と思います。
良い変化2. お酒に強くなった!
お酒を飲んでいる時にタバコを吸うと、酔いが回ることは喫煙者の皆様はお気付きかと思います。
あれがなくなります。元々お酒は弱くない方ですが、悪酔いしなくなりましたし、2日酔いもなくなりました。
タバコとお酒のダブルパンチで脳が麻痺する状態を避けられているだけで、こんなにも変わるとは思いませんでした。
気持ち悪いと感じることもなくなり、お酒が美味しく飲めている気がします。
ただし、お酒を飲んでいる時は多かれ少なかれ理性が効かなくなるので、禁煙に対する意識も低くなります。
禁煙初期の方は、なるべくお酒を飲まない方がいいかもしれないです。
良い変化3. 息切れしてもすぐ治る!
少し急な長い階段を登った後などは息切れを起こしますが、回復(正常な呼吸になる)までの速度が段違いに早くなります。
運動後などに誰でも実感できる分かりやすい効果だと思います。
定期的にフットサルで体を動かしていますが、体の動きが違います。休憩後の再スタートがスムーズに行えるようになります。
これは、子供の頃の体力に戻ったような感覚です。
いつまででもずっと遊んでいられるような・・・そんな少年の心と体を取り戻しました。
良い変化4. 肌荒れしてもすぐ回復する!
上記と似ていますが、肌に関しても回復力が上がりました。
元々脂性肌でもあり乾燥肌でもある最悪な肌質なので、ケアを怠るとすぐに肌荒れを起こしていました。
禁煙してからまず肌の調子が良いですし、肌荒れを起こしてしまってもすぐ回復します。
私の場合は、大体禁煙してから1ヶ月くらいしてからこの効果を実感しました。
むしろ禁煙初期はストレスを感じていたようで、肌荒れを引き起こしやすいのでいつも以上にケアが必要です。
良い変化5. 常に頭の中がスッキリしている!
モヤが晴れた感覚で、目の前の景色が良好になります。
ニコチンが体から消えるだけで、本来の自分を取り戻したかのような感覚になります。
ひらめきや考え事など、頭を使うことがスムーズにできるようになります。
ニコチンという有害物質のせいで馬鹿になっていた脳が、やる気を取り戻し頑張り始めたことを実感できると思います。
頭の良い人はこんな非合理的なものに束縛されながら生きている人生は送らないだろうなと思います。
自分が頭の良い人間だと思っているのであれば、一度禁煙してみてほしいです。
喫煙者の頃の自分が頭の悪い人間だったことに気づくと思いますし、もっと頭の良い自分がいたことに気づくと思います。
良い変化6. 朝に強くなる!(朝型になった)
朝起きるのが辛かった超夜型だったのが、いつの間にか朝型に変わりました。
禁煙開始早々は、朝早くに目が覚めてしまいます。
ストレスなのか原因は分かりませんが、5時くらいに目が覚めますが、意外とスッキリ目が覚めます。
それから段々無駄な早起きはなくなりますが、目覚めの良さは相変わらずとても良いです。
恐らくニコチンが睡眠の質を下げていたのだと思います。ニコチンは約72時間経たないと体から抜けていかないので、3日後くらいから朝に強くなる効果を実感できると思います。
2ヶ月後の”からだ”の悪い変化
悪い変化1. 最初の2週間は眠すぎる!
唯一大変だった禁断症状(離脱症状)は「禁煙初期の睡魔」です。
今振り返ると”そんなこともあったな〜”と良い思い出となっていますが、これは本当に大変でした。
想像しているよりも遥かに強い睡魔が、2週間くらい悪質ストーカーの如く付き纏ってきます。
なので禁煙初期は、アセチルコリンが生成される正常な体に戻るまでは覚醒できず猛烈に眠くなります。
※人によっていつ正常な体に戻るかは異なると思いますが、私の場合は大体2週間くらいでした。
なので、禁煙開始する時期は「これから眠くなっても比較的大丈夫な時期」を選ぶことをおすすめします。
悪い変化2. 酔いづらくなった!
悪い変化とまではいいませんが、酔いづらい体になります。
良い変化でもご紹介しましたが、お酒が回りづらくなることで酔うまでに時間がかかるようになりました。
そのため、少しコスパが悪くなります。以前は少し飲んでタバコを吸えば酔えていたので。
ただ、早く酔いたいからってタバコを吸うのも相当ダサいですけどね・・・。
350mlのお酒2つで酔えていたのが、いまでは4本くらい飲まないと酔えなくなっています。
悪い変化3. 太った!
これは巷でもよく聞くことだと思います。
そんなに見違えるほど太ったわけではありませんが、食べる量が増えたことにより少し太りました。
口が寂しいからとかではなく、単純にお腹がよく減るようになりましたが、これが正常な体なのかなと思います。
胃袋の大きさも何故だか大きくなったように感じます。
満腹を感じるまでに必要な食事量が1.5倍くらいになりました。
2ヶ月後の”こころ”の変化
さて、こころにはどのような影響があったのかご紹介します。
※こちらもあくまで個人的に実感できた結果ですので、万人共通ではないことをご了承ください。
良い変化1. 健康意識が高くなった!
精神面で大きく変わったのは「健康意識」です。
- 水をよく飲むようになった
- サプリメントにこだわるようになった
- 筋トレを始めた
- お菓子をやめた
- 脂っこいものをやめた
- ジュースをやめた
- 缶コーヒーをやめた
- お酒の量を考えるようになった
- 寝る前の行動を見直した
など。
タバコをやめたことによって出会えた「新しい自分」を知ることが楽しく、もっと健康になろうという意識が強くなりました。
健康を意識することは楽しいことだと禁煙して初めて知りました。
良い変化2. 喫煙者が可哀想に思えてくる!
喫煙者を煽っているわけではないのですが、正直タバコがなんて馬鹿らしいものだったのかを禁煙するとより一層分かるようになります。
喫煙禁止エリアで吸っている人や、狭い喫煙所の中で窮屈そうに吸っている人などが、可哀想だという気持ちが2週間後くらいから芽生え始めます。
吸わなければこんなに快適なのに。吸わなければこんなに楽なのに。そんな風に思うようになります。
- 喫煙所を探し歩いている時間と労力
- 喫煙可能なお店を探している時間と労力
- 一定時間ごとに喫煙所に行かなければいけない
- 手持ちのタバコを切らさないように常備しなければいけない
- タバコを1本吸うためにコーヒーも買わなければいけない
などなど、喫煙者を観察していると彼らはすごく大変だなと感じるようになりました。
馬鹿にしているわけではなく、正直に思った感想です。
良い変化3. 1日が長く感じる!
タバコを吸っていた時間を他に当てたことにより活動量が増えた結果だと思います。
たかが3〜5分のタバコ時間も、1日1箱であれば60分〜100分吸っていることになります。
また、“タバコを吸うために移動する時間”や”喫煙所を探す時間”など、付随する無駄な時間を費やすことがなくなりました。
合計したら1日1時間〜2時間はタバコ関連に費やしていたと思います。なので、その分1日に使える時間が増えました。
「タバコを吸っている間も何かしているわけだから別に無駄ではない」と当初思っていましたが、それは間違いでした。禁煙すれ実感できると思います。
良い変化4. より一層ポジティブになった!
タバコ辞めることができた自信からくるものなのか、脳が正常に戻ったのか、理由は定かではありませんが情緒が普段よりも安定しているような気がします。
物事を広い視野で見ることができ、寛大になりました。
禁煙したことによる、時間的&気持ち的&金銭的な余裕の結果かもしれません。
大袈裟かも知れませんが、清々しい毎日を送ることができます。
良い変化5. 新しいことを始めたくなる!
タバコを吸わないという新しい自分に出会えたことが嬉しすぎて、自分を磨くことが楽しくなります。
他の自分にも会ってみたくなります。
せっかく健康な体になったのだから、ジムでも行ってみようかな?山でも登ってみようかな?など、チャレンジング精神が芽生えます。
お金もタバコに使っていた分が浮いているので、金銭的余裕があり、自分磨きに必要だと思ったものには出費を厭わなくなりました。
2ヶ月後の”環境”の変化
変化1. お金が本当に減らなくなった!
これは言うまでもなく、誰もが知っていることだと思いますが、改めて実感しました。
タバコ代もそうだけれど、コンビニに行ってタバコを買う時って大体の場合コーヒーなどの飲み物をも買うよね?
なんなら一服の度に飲み物を買っている時もあったかもしれません。自動販売機もよく利用していました。
お菓子も買ってみたり、レジ前のホットスナックコーナーで揚げ物を買ったり・・・。
タバコを吸うためにDOUTORに行ったりもしますよね。その場合は最低でもコーヒー代300円。
付随して減っていく無駄なお金は多すぎます。
1日1箱(580円)だと月に17,400円ですが、付随するコーヒー代など色々考えると月2万円は超えてそうですね。
ということは、1年間で24万円・・・。
毎月の給料が24万円くらいの人であれば、1ヶ月タバコのために頑張ってきたことになるね・・・
変化2. 席や店を選ばなくていいということが快適すぎる!
これが想像以上に快適です。
いままでは、カフェで仕事をするのにも喫煙席じゃないといけない。もしくは喫煙所があるお店じゃないといけない・・・。
そんな縛りがなくなったことが快適で、外出が楽しくなります。
居酒屋やカフェを探す時もタバコが吸えるかどうかはめちゃくちゃ大事なチェックポイントでした。
美味しいお店かどうかなんて二の次でした。
ですが今は、「選択肢が無限に広がったような感覚」です。
私が実感できなかった禁煙の効果
実感できなかったこと1. ご飯が美味しくなる
いまいち実感できなかったです。ご飯はもともと美味しかったです。
ニアリーイコールですが、食欲は増しました。
ただ、「味覚が正常に戻る」のようなことは実感できませんでした。
(もしかすると、まだ正常に戻っていないのかもしれない・・・!?)
実感できなかったこと2. モテる
禁煙したらモテるとか言っている人もいますが、普通に考えれば意味わからないですよね。
であれば、タバコを吸っていない人はみんなモテていることになってしまいますね。
ただ、タバコを吸っている人が恋愛対象にはならないってことは全然あることだと思うので、やめた方が恋愛はしやすくなるだろうとは思います。
禁煙して後悔したことは何もありませんでした
禁煙しなければよかったなと思ったことは1つもありませんでした。
生まれ変わっても喫煙者でいたいという人以外は、絶対タバコを貯めた方がいいです。
言われなくても分かっているんです、みんなそんなことは分かっています。だけどやめられないのがタバコ。
参考になるか分かりませんが、我流の禁煙マインドと禁煙方法で私は禁煙しているのでご興味あれば下の記事も見てみてください。