横文字を多用する人の心理・特徴は?

今日は「横文字を多用する人の心理や特徴は?どんな人?」について考えてみましたが、別にこういう人を批判したくてまとめた訳ではないということだけ予めご理解ください。
最近の若者を中心に、横文字や略語をよく使う人が増えてきましたよね。そこで、なぜ横文字を多用する人がいるのか、そしてどのような人がそうなのかを考えてみよう。
そもそもなんで横文字を多用する人が多いの?

まず、横文字を多用する人が多くなったのは、インターネットやSNSが普及したことによる影響が大きいかなと思います。
それこそ、従来よりもさまざまなSNSが普及してきて、自分と生活レベルの違う人や著名人、企業の社長さんや優秀営業マンたちの言葉などに触れることが簡単にできる時代になりました。
(本物かどうかわからない”もどき”が多そうな気も・・・)
また、横文字を多用することで、クールで現代的なイメージを表現したいと考える人が多いことも事実。
そういう人たちは、一般的に言葉遣いがカジュアルであり、リラックスしたコミュニケーションを取ることが好きなケースが多い傾向があります。
それが、より相手との親密感を高めたり、友達感覚で会話を楽しめるようになるのかもしれません。
ただ横文字を多用する人たちは、時に相手に誤解を与えたり、不快感を与えることもあると思います。
だからこそ、場所や相手に応じて言葉遣いを使い分けることも大事です。
さて、今日は「横文字を多用する人の心理は?どんな人?」について考えてみました。
横文字を多用することがカジュアルなコミュニケーションには欠かせないけど、場合によっては相手の気持ちを考えて言葉遣いを使い分けるようにないといけません。
横文字を多用する人の心理は?

心理1.マウントを取りたい
まず真っ先に思いつく特徴はこれですね。「マウントをただただ取りたい!」という方。
横文字はつまり、「英語」や「専門用語」などのことを特に言います。
また専門用語を使うことで、「あ、この人この事について詳しいのかな?」と思ってもらえるのだと、思っているのだろう。
相手より優位に立つために、「このことについて結構知っていますよ私は。」とアピールして、凄い人と思ってもらうことを望んでいます。

わたし、あなたよりも知識豊富ですけど、なにか?
心理2.自分の頭の弱さを悟られたくない(賢いと思われたい)
2つ目は「自分の頭の弱さを悟られたくない」つまり、「弱みを見せたくない」という心理。
なぜか、自分は人より優れていないといけないという焦りや見栄をもっている人が特徴です。
たしかに、難しい言葉を使っている人は「頭いいんだろうな〜」と思っちゃう。
ただ本当にその言葉の意味を知っていて使っているのか、ただ自分をよく見せようとしているのか、は分かる人には分かるのではないかと。
自分が本当はそこまで頭の良い人間ではないことに気づいてながらも、自己受容できていない人がこの心理を持っていることが多そうですね。
本当に頭の良い人は、あえて難しい言葉を使うことはなく、むしろ誰にでも分かるように伝える力があります。
会話の目的は「相手に自分の思っていることを伝え、相手の思っていることを聞くこと」なので、難しい言葉が会話を邪魔することがあります。
できるだけ簡単な言葉で伝えることこそが、頭の良い人のする行動です。
心理3.「論破」の流行に乗りたい
3つ目は「論破したい!」というミーハーな方たち。
いまでは色々な番組でディベート対決などを目にしますよね。
大体ディベートに強い方たちはその分知識量や洞察力、語彙力も素晴らしいです。
ディベートなどでは、難しい言葉を使った方が説得力が上がりますし、論破できている感はありそうですね。
横文字を使って相手がその言葉の意味を知らなかった時はたしかに、主導権を握れている気がします。
ただディベートでもない普通の会話で横文字を多用してくる場合は、論破の流行に乗りたいミーハーな方かもしれません。
カッコつけたいお年頃だと思って温かく見守ってあげよう。

けどそれってエビデンスはあるの?

・・・・(なにこの人)
心理4.端的に物事を伝えたい
あなたもある程度横文字がわかる人だと相手に思われている場合はこのパターンが多そうです。
「横文字ばっかりであの人の話はなんだか苦手・・・」
横文字を知らないからそう思ってしまいます。自分が分からない言葉ばっかり使ってきてなんだか負けたような気がする。
ただ横文字を多用する人の中には、”横文字を使った方が物事を端的に伝えられる“という良いところを知っている人も一定数います。
必要なことだけを話す効率重視の会話スタイルを好むタイプであれば、横文字は侮れません。
例えば、仕事上良く使う横文字「マスト」。
これは英単語「must」からきています。意味は「〜しなければならない」です。
「明日の会議でのこの議題はマストです。」は結構端的に言いたいことが分かりますよね。
マストを使わないのであれば、「明日の会議でのこの議題は必ず話し合わなければいけません。」となり、少し長くなります。
できるだけ会話は短く、伝えたいことを端的に伝えることは仕事上マストだと思います。(しれっと使っちゃいます)
なので、このパターンの人は悪気はないですが、日常生活で使われると不快に思う人がいるということも分かります。
心理5.その業界に染まっており、癖で出てしまう
仕事柄、横文字を多く使うことが常となっている場合は、本当に悪気はないと思います。
外国に長く住んでいた日本人が、帰国後日本語を忘れてしまっているように、横文字を多用する現場に染まっている場合は逆に横文字じゃないと他の言い方が分からない、というパターンかもしれません。
私も仕事上横文字を使うことがあります。
プライベートの時に横文字を使ってしまい、友人に「それどういう意味?」と聞かれ、説明に困ったことがあります。
横文字は英語から来ていることが多く、その英語の訳が日本語にない場合や、あっても少しニュアンスが違うことがあります。
そういう時は、横文字が分かっていると伝えやすいですし理解もしやすいです。
癖で出ている場合は本当に自分では気づいていないことがあるので、「心理1.マウントをとりたい」などの感情はそこには全くないと思います。
横文字多用タイプへの対処法

対処法1.あたたかい目で見守ってあげよう
なんだかんだいって、あえて横文字を使っている場合は「自分を守ることに必死なだけ」で別に悪い人たちではないと思います。
ちょっとでもイラッとしてしまうと、それは同じ土俵の上にいるということなので、負けたくないのであればむしろサラッと流すことができれば一個上の目線から物事が見られるかと。
こういう方がいたら「あ、これは頭が弱いのを悟られたくないんだな、、?がんばれがんばれ!」と楽観的に楽しんで鑑賞してみてください。
こういう系は面白く思った者勝ちなところありますしね。
対処法2.あなたも横文字の知識をつける
横文字を多用する人に嫌悪感を抱いている人は、この対処法が建設的だと思います。

自分が知らない横文字を当たり前のように使われるとムカつくよね。
でもそれはあなたが感じている劣等感が原因かもしれないよね。
つまり、あなたもその言葉を分かっていれば特に問題はなさそうですよね。
なんで私がそっち側に合わせるの!?と感じる人は、「対処法1.あたたかい目で見守ってあげよう」をお試しください。
ただ、新しい言葉を知るのも少し自分の世界が広がったようで気持ちの良いものかもしれません。
新しい言葉を知ると、使いたくなりますし、たしかに使わないと脳に定着されません。
ですが、使う相手は「横文字を知っている相手」にしてあげてください。
あなが嫌悪感を抱いていたことを相手にも感じさせてしまうことだけは避けてください。
逆側の立場になると案外自分が同じことをしてしまっている自覚が薄れます。
本日のまとめ
- ネットやSNSの普及で横文字を多用する人が増加
- 心理は
- 「マウントをとりたい」
- 「弱さを悟られたくない」
- 「論破したい」
- 「端的に物事を伝えたい」
- 「癖で出てしまっている」
- 対処法は
- 「あたたかい目で見守る」
- 「あなたも横文字を知る」
他にも横文字多用タイプについて、分かったことがあれば追加していくので、また覗きに来てください。